急に仕事の都合で泊まらなければいけない時、終電を逃してしまった時、ビジネスホテルが空いていないなんて経験はありませんか。
カプセルホテルというと、安いけど古臭くて泊まるのはちょっと…と思っている方もいるかと思います。しかし、最近ではリーズナブルでもおしゃれで綺麗なカプセルホテルがたくさんあります。
今回は東京にあるおしゃれなカプセルホテルを5つご紹介します。
UNPLAN Shinjuku
はじめに紹介するのは「UNPLAN Shinjuku」です。観光地としても人気がある新宿という利便性の高い街にあるカプセルホテルです。フロントではバイリンガルのスタッフが温かくお迎えしてくれます。
都内には「UNPLAN Shinjuku」とは雰囲気が異なる「UNPLAN Kagurazaka」もあります。
UNPLAN Shinjukuのコンセプト
「UNPLAN」というホステル名はunplanned(計画されていない)からつくられた造語だそうです。計画を立てずに自由気ままの旅で「UNPLAN」に訪れたとしても、思いがけない出会いや予想外の風景に巡り合えるような場所を作りたいという思いを込めているそうです。
「UNPLAN Shinjuku」の館内には新宿のネオン街を想像させるカラフルでスタイリッシュなデザインとなっています。ラウンジにあるネオンの「STAY UNPLAN」はインパクトがあります。新宿という大都会で、旅を彩る新しい出会いが「UNPLAN Shinjuku」で見つけられるのではないでしょうか。
UNPLAN Shinjukuの客室
4つのタイプの客室があります。各お部屋のタイプを簡単に紹介します。
Dormitory Room
ドミトリールームは男女共用フロアと女性専用フロアがあります。各ベッド内のサイドボードには、間接光付きのデスクやセキュリティボックスが設置されています。足元のスペースにはハンガーと荷物置き場があるので収納もバッチリです。
Semi Private Space
Semi Private Spaceは各フロアのドミトリールーム内にあります。カーテンで仕切ることにより作られたセミプライベートな空間となっています。エキストラベッドを入れれば、最大3名様まで宿泊できます。
Private Family Room
Private Family RoomはA~Dタイプがあり、タイプにより宿泊可能人数が異なります。個室の中に2段ベッドが設置されています。各階にある共用のシャワールームやトイレがあります。一番大きなDタイプのお部屋には2段ベッドが3台用意されているので6名様まで宿泊できます。
Private Double Room
Private Double Roomには3つのタイプがあります。ダブルベッドが備え付けられている個室です。各部屋にタオルやパジャマ等のアメニティの用意もあります。Aタイプのお部屋にはお部屋専用のバストイレ洗面台があります。
UNPLAN Shinjukuの館内施設
Encounter by UNPLAN
地下1階にはバー「Encounter by UNPLAN」があります。にぎやかに食事を楽しめるレストランスペースとゆっくり飲めるバースペースがあります。バータイムだけではなく、お昼も営業しているのでランチに利用することもできます。ランチメニューにはボリューミーなハンバーガーやサンドイッチがあります。
Common Room
宿泊されている方が自由にくつろげるスペースです。ソファーがあるのでリラックスして過ごすのはもちろん、キッチンも備え付けられているので料理をすることもできます。キッチンにはIHコンロや電子レンジ、調理器具、カトラリーと必要なものが揃えられています。近くで買い出しをしてきて、滞在中に料理を作って楽しでみてはいかがでしょうか。
UNPLAN Shinjukuの基本情報
チェックイン時間 16:00 ~
チェックアウト時間 ~ 11:00
朝食 7:30 ~ 11:00(L.O. 10:30)
アクセス
東京メトロ「新宿三丁目」駅より徒歩約8分
東京メトロ「新宿御苑前」駅より徒歩約8分
ドシー恵比寿
続いて紹介するのは「ドシー恵比寿」です。1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)という新しい1日にリセットするための基本行為に着目しているホテル「9h(ナインアワーズ)」の系列ホテルです。
本格的なサウナが男女それぞれに完備されているので、サウナ好きの方にはたまらないカプセルホテルではないでしょうか。
ドシーのコンセプト
「ドシー」のホテル名はサウナにおいて要である「温度」を表す単位「ドシー(℃)」からきているそうです。睡眠に特化した「9h(ナインアワーズ)」系列のホテルということもあり、「ドシー」はサウナと睡眠に特化しています。
最近ではサウナの人気が高まってきていますが、少し前までは温泉施設のおまけのような存在でした。「ドシー」ではサウナを原点から見直し、本場に倣いながら日本にあったサービスとして再定義することで、日常に採り入れやすいリフレッシュの1つとして提案してくれています。
ロウリュとウォームピラーによるクールダウンという「ドシー」が提案するオリジナルのサウナの入り方で今までとは違ったサウナ体験ができるかもしれませんね。
ドシー恵比寿の客室
「ドシー恵比寿」の客室はかつて使用されていたカプセルユニットを再利用して作られています。その為、客室フロアは昔ながらのカプセルホテルのような雰囲気が感じられます。そこに「ナインアワーズ」が大事にしている睡眠をより良いものにできるよう寝具や館内着などの素材感や触り心地にもこだわっているそうです。サウナで汗を流した後に横になれば、心身ともにスッキリとするのですぐに深い眠りに落ちてしまうのではないでしょうか。
ドシー恵比寿のサウナ
「ドシー恵比寿」の自慢のサウナは男女別にフィンランド式サウナが用意されています。本場フィンランドのサウナに倣い、室内は90℃前後と高めの温度設定となっています。高温の室内に加えて、熱したサウナストーンにご自身でミント水をかけてじんわりと蒸気浴を楽しむロウリュを体験できます。
クールダウンは水風呂ではなく、冷水専用のウォームピラーが用意されています。ウォームピラーは水流を制御した水の柱が頭上から流れていく新感覚のシャワーです。水温は15℃、20℃、25℃、30℃、常温に設定されています。ベンチに座り、お好きな水温のウォームピラーでクールダウンできます。宿泊しなくても、サウナのみのご利用も可能です。
ドシー恵比寿の基本情報
チェックイン時間 14:00 ~
チェックアウト時間 ~ 10:00
アクセス
JR「恵比寿」駅より徒歩約2分
My CUBE by MYSTAYS浅草蔵前
続いて紹介するのは「My CUBE by MYSTAYS浅草蔵前」です。浅草寺や東京スカイツリーなどの観光地の近くにあるので、ビジネス利用だけではなく、観光旅行の際にも使いやすいホテルです。
My CUBE by MYSTAYS浅草蔵前のコンセプト
「My CUBE by MYSTAYS浅草蔵前」は日本全国に旅の目的に合わせたホテルを展開しているマイステイズ・ホテル・グループの1つです。リゾートホテルからビジネスホテル、温泉宿など多種多様な旅行の目的に合うホテルがたくさんあります。
様々なタイプのホテルを展開しているマイステイズ・ホテル・グループから新たにできたCUBE型宿泊施設が「My CUBE by MYSTAYS浅草蔵前」です。コンパクトなお部屋でありながらも、寝心地にこだわっているのでしっかりと体を休めます。男女別のフロアになっていたり、鍵付きの荷物収納などセキュリティ対策も万全なので安心して宿泊できるホテルです。
My CUBE by MYSTAYS浅草蔵前の客室
「My CUBE by MYSTAYS浅草蔵前」の客室はキューブと呼ばれています。従来のカプセルホテルのような2段の設計ではなく、1段ずつになっているので160㎝と十分な高さがあります。そのおかげで広々としたくつろげる空間となっています。
ベッドの下にある収納スペースは鍵をかけられ、大きなスーツケースもしまっておくこともできます。ベッドの下が収納になっていることで、重いスーツケースでも出し入れするのが楽にできそうですね。
My CUBE by MYSTAYS浅草蔵前のラウンジ
2階には24時間利用ができるバーラウンジがあります。コンセントもあるのでお仕事や勉強など作業を行えます。おひとり様用の席がたくさんあるので、使いやすいのではないでしょうか。
My CUBE by MYSTAYS浅草蔵前の基本情報
チェックイン時間 16:00 ~
チェックアウト時間 ~ 10:00
アクセス
都営浅草線「蔵前」駅より徒歩約1分
ファーストキャビン市ヶ谷
続いて紹介するのは「ファーストキャビン市ヶ谷」です。「ファーストキャビン」は飛行機の座席をモチーフとしており、「ファーストキャビン市ヶ谷」は2022年2月にリニューアルオープンしました。
ファーストキャビンのコンセプト
「ファーストキャビン」は飛行機のファーストクラスをイメージして作られたホテルです。日々忙しい現代人が手軽に都心に泊まるという賢い選択を取ることで時間に余裕ができ、生活における価値が上がるホテルという新しいコンセプト「STAY SMART」へと生まれ変わったそうです。新コンセプトのもと、美と健康をテーマにサービスが展開されています。
温泉には金がナノレベルで分散している美肌とリラックス効果が期待できる「アクアゴールドの湯」、特殊効果により疲れを癒してくれる効果が高い「ファイテンルーム」、ファスティングプランの用意などがあります。「ファーストキャビン」に泊まったら、疲れが癒されるだけではなく健康になれそうですね。
ファーストキャビン市ヶ谷のキャビン(客室)
「ファーストキャビン市ヶ谷」のキャビン(客室)は3タイプあります。同じファーストキャビンでも店舗によってキャビンのタイプが異なります。
プレミアムエコノミークラスキャビン
「ファーストキャビン市ヶ谷」のキャビンの中で一番リーズナブルに宿泊できます。リーズナブルですが、コンパクトな空間の中には快適に過ごせるような機能が詰め込まれています。キャビンの中には24インチのテレビもあり、ヘッドホンをつければ周りを気にせずに視聴できます。
ビジネスクラスキャビン
ビジネスクラスキャビンはプレミアムエコノミークラスキャビンと機能的には同じですが、キャビンの高さが2倍になっています。天井が高くなっているので、圧迫感がなくなります。動くたびに頭の高さを気にしなくて済むのも、嬉しいポイントですよね。
ファーストクラスキャビン
「ファーストクラスキャビン」は一番広いタイプのキャビンです。個室のようになっており、セミダブルベッド、パソコン作業などにもちょうどいいテーブルがキャビンの中にあります。ベッドも他のキャビンに比べて大きいので、ゆったりと寝られます。カプセルホテルですが、ファーストクラスというラグジュアリーな時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
ファーストキャビン市ヶ谷の館内施設
ロビー・ラウンジ
ロビーにには小説やライフスタイル本など様々な書籍が並んでいます。加えて、漫画や雑誌が読み放題のオンラインサービスを利用できるそうです。ラウンジにはデトックスウォーターなどが用意されています。お食事にもお仕事にもピッタリなスペースです。
大浴場
「ファーストキャビン市ヶ谷」には大浴場があります。シャワーだけではなく大浴場があるので、お風呂に入ればその日の疲れも癒せるのではないでしょうか。急なお泊まりでも温泉に入れるのは嬉しいですよね。
ファーストキャビン市ヶ谷の基本情報
チェックイン時間 17:00 ~
チェックアウト時間 ~ 10:00
アクセス
JR「市ヶ谷」駅より徒歩約2分
The Millennials Shibuya
最後に紹介するのは「The Millennials Shibuya」です。ホテルを寝る場所や一時的な滞在場所という考え方から、宿泊に+αとして自分をアップデートできる場所になるよう提案をしてくれるlively hotelsの1つです。渋谷のほかに京都と福岡にもあります。
The Millennialsのコンセプト
「The Millennials」のブランドコンセプトは「未来が見える宿泊体験」だそうです。コンパクトな客室の中には様々なIoTを使ったたくさんの機能が備え付けられています。IoTによる機能はコンパクトなスペースを高性能にするだけではなく、エンターテイメント性も付け加えられています。
現代ではテクノロジーの進化のおかげで、生活における多くの面でも変化を遂げています。これから更にテクノロジーの進化が進み、日常生活の線引きがなくなっていくことも考えられます。そんな未来のライフスタイルを切り開いていくのはMillennials(ミレニアム世代)であり、そのMillennials(ミレニアム世代)の為にあるのが「The Millennials」です。
lively hotelsではホテルの宿泊以外の部分にスポットを当てているので、ホテルの共用スペースにも力を入れています。ワークスペースやキッチン、プレイゾーンなどのスペースは24時間自由に使えます。The Millennialsに泊まったら、ホテルの価値が寝ることだけではなく、新しい発見があるということに気づけそうです。
The Millennials Shibuyaの客室
「The Millennials」の客室はSmart Pod™と言います。コンパクトなスペースの中に快適な滞在を過ごせるような機能が詰め込まれています。ベッドはリクライニングできるので、ソファーとしても利用ができます。ベッド下には大きなスーツケースも収納できるスペースがあります。また、アラームは音ではなく、照明とリクライニングなので、寝坊せずに済みますね。様々な機能が備え付けられていますが、これらの機能の操作はiPodで行うそうです。
The Millennials Shibuyaのラウンジ
ラウンジはデザイン性の高いおしゃれな空間になっています。集中して作業などに取り組めるコワーキングスペースもあります。毎日夕方にはフリービールタイムが開催されています。ラウンジにいる方とおしゃべりをしてみるのも楽しいかもしれません。他にも朝食に無料のパンが用意されていたり、24時間無料のセルフコーヒーサービスが利用できたりとサービスも充実しています。
The Millennials Shibuyaの基本情報
チェックイン時間 15:00 ~
チェックアウト時間 ~ 10:00
アクセス
JR「渋谷」駅より徒歩約6分
まとめ
いかがでしたか。今回は東京にあるおしゃれなカプセルホテルについてご紹介しました。
急なお泊りではなくても、一度は泊まってみたくなるようなホテルだったのではないでしょうか。ホテルをお探しの際はカプセルホテルも選択肢の1つに入れてみてください。